komaiのお米は

福井県嶺北地方に広がる坂井平野に位置する丸岡地区で生産しています。

坂井平野とは、南に鮎やヤマメの聖地として名高い「九頭竜川」、更に緑豊かな山々を源流とする「竹田川」などからミネラル豊富な水が注がれる広大な農地です。

 

この豊かな水と栄養たっぷりの土壌、昼夜の寒暖差がある内陸盆地型の地形という自然の恵みと先祖から受け継がれてきた米つくりへの思いと

生産者の「絶対!手は抜かん」と言う「たゆまぬ努力」で作られているお米です。

 

お米農家の一年


土作り

10月11月

 

稲刈りが全て終わったらホッとする間もなく…来年準備です!

収穫の済んだ田んぼに石灰を撒き、田んぼの土の中に酸素と石灰を

混ぜ合わせて微生物等の活性化を図る作業で、これを「田んぼの秋おこし」と言います。

 

12月から2月

 

田んぼを休ませます。

かつては豪雪地帯と言われた福井県ですが、温暖化の影響なのか

年々積雪は少なくなっています。

そんな冬の作業は苗箱と床土の準備など室内作業をします。

 

ちなみに、ほぼ休みなく一年間続く農作業の中で農家がこの時期だけが少しだけ息抜きが出来る唯一の期間でもあります。


種籾と育苗

3,4月

 

田んぼの水張りや田おこし、種籾を水に浸し水分を吸収させ、その間に品種ごとに数百枚の苗箱に種まきをします。

そして発芽機で苗が成長する(約15cmくらい)まで約20日間ほど育てていきます。

 

そして田植え前の重要な作業である「代かき」の工程に入ります。

(代かきとは…水田に水をいれ、田の土を掻き柔らかな泥状にする事で、写真は代かき工程の一つである荒おこしです)

 

 

春とはいえ北陸の春はまだまだ遠く、外作業は防寒対策が必須!

仕事を終えての熱いお風呂が明日への活力になります。

 


田植えと水管理

4月下旬から5月中旬

 

花越前→ミルキークイーン→コシヒカリ→あきさかりの順で田植えが始まり、その後の水の管理はとても大切な作業です。

 

6月頃から

 

株が増えてきたら田んぼから水を抜き、一度田んぼを乾かして根を張らせます。

その後は籾を充実させることを目的として穂肥を散布します。

穂が出始める頃まで更なる水の管理と畦の草刈りと作業が続きます。

7月下旬から8月上旬にかけて、米の品質低下につながる紋枯、いもち病の防除、カメムシ、メイ虫の防除を行います。

 

この期間は田んぼの見回りだけで毎日平均10㎞ほど歩きます。

そして自然との闘いと言っても過言ではない、梅雨時の想定外の降雨・夏場の異常な気温上昇などから生育過程の穂を守るために日の出と共に田んぼに出向き、日の入りまで地道な作業を繰り返します。

 

 


収穫・乾燥と出荷

8月下旬から10月初旬まで

 

花越前→ミルキークイーン→コシヒカリ→あきさかりと稲刈りが始まります。

各品種ごとに乾燥→籾摺り→出荷やお米専用の低温倉庫での保管となります。

 

雨が降ろうが雪が降ろうが、寒い日も暑い日も決して手を抜くことなく、歩みも止めることなく「皆様の食卓に美味しいお米を届けたい」と言う一心で日々精進しています。

 

ひと粒のお米でたくさんの笑顔を

~お米は食卓の主役…美味しい!旨い!をお届けします~